長崎の名所は歴史と関係が深いところが多い

長崎は、江戸時代鎖国が行われていたときでも数少ない貿易を許された、港を持つ土地です。
日本と貿易をする国は、オランダや中国などと限定され、貿易を許された港も数少ないため、長崎は昔から「ハイカラな町」とも呼ばれてきました。
貿易とともに宗教なども入り込み、これまで仏教中心だった日本にキリスト教を広めたのも長崎だったといわれています。
その歴史を汲んでいるのがハウステンボスやグラバー邸です。
ハウステンボスはオランダをモチーフとしたテーマパーク、グラバー邸はその後、鎖国が解けて日本に貿易でやってきたイギリスの貿易商グラバーがお客様の日本人を美しい風景でおもてなししたいという思いから建てた豪邸ととその庭です。
豪邸はもちろん方風建築物になっていますが、見事なのはその庭園のすごさです。
庭園には四季を通じて花が咲き誇り、夜にはグラバー邸から長崎の美しい夜景を望むことができます。
こういった洋風な名所ばかりかといえばそうではありません。
長崎は第二次世界大戦終戦直前の8月9日に、広島の次に原子爆弾が投下された歴史があります。
二度とそういった残酷なことがおきないようにとの祈りから、長崎の平和公園内には原爆資料館や原爆死没者追悼平和祈念感などがあり、戦争中の恐ろしさや原爆の悲惨な状況、今なおまだ核兵器などの開発を行っている国々に対しての警告などを行っているのです。
又、長崎には土佐の坂本竜馬が訪れたことがあるとされ、龍馬通りや龍馬のぶーつ像なども観光の人気スポットとなっています。