今の年齢が誇りとなって

 看護の仕事をしてみようと考えたときに、職場ごとの看護師の年齢層はどうなっているのか気になることがありませんか。これから応募する病院の看護師の年齢層を把握することで、その病院で同僚とコミュニケーションを取っている自分の姿を想像してみてください。同僚との間に年齢を超えた絆を結び、多様な年齢層とのつながりが自身の人間性を高めていくものだと意識するのもいいでしょう。看護師として働けるならば、年齢は意識していないという人もいるかもしれません。その方は、誰とでも気さくに接することができ、周りの人達から人当たりが良いというイメージを与えることができるタイプでしょう。
 年齢が高くても看護師を目指そうとする方がいらっしゃいます。看護師として働ける可能性があるからこそ、年齢が高くても看護学校に入学しようとする意欲が芽生えてくるのではないでしょうか。年齢が高くても、自分は絶対に看護師になってやる!というくらいの気迫があればなんとかなると思います。
 また、年齢が高くなるほどにベテランとしてのプライドが高くなる看護師もいるでしょう。ベテランが仕事に対するプライドを持つことで、仕事を続けていこうとするモチベーション喚起につながり、ベテランの誇りに賭けて納得のいく看護の仕事をしていくことができるのです。年齢を重ねることが、取りも直さず人生を確実に歩んでいることの証左となるのかもしれません。